⌚ 2021/9/20 (Mon) 🔄 2024/3/20 (Wed)
RFIDによる無人レジ
最近、様々なお店で「無人レジ」の導入が進んでいます。
スーパーマーケットなどの会計の際に、自分でバーコードを読み取って支払いを済ませるようなものは、
もはや一般的と言えますが、そんな中「RFID」を用いた無人レジが注目されています。
RFIDとは
RFIDとは、「Radio Frequency Identification」の略で、 電波を用いて商品に付けられたタグのID情報を非接触で読み取るシステムのことです。 この技術は某大手アパレルチェーンの無人レジなどで採用されています。
RFIDの特徴
特徴としては、一つ一つのタグを読みとらずとも、一括で情報を読み取ることができます。 これにより、よりスマートに会計を済ませられるだけでなく、 様々な物に接触する機会を減らすことができるため、今の世の中にぴったりの技術と言えるでしょう。
また、段ボール等の箱に入ったままの状態でもRFIDタグは読み取ることができます。 商品にそれぞれバーコードがついている場合は、 開封して一つひとつ読み取り機をかざさなくてはいけませんが、 RFIDならその手間も省けます。
RFIDの課題
そんなRFIDですが、当然デメリットもあります。
導入する際に大きなコストがかかってしまうこと、
さらに、RFIDタグは年々低価格化していますが、
1枚約10円の価格帯のため、継続費として一定のコストが発生してしまいます。
商品単価が安い場合は、商品が売れれば売れるほどにコストがかさんでしまい、
企業にはかえって負担になってしまう可能性もあります。
まとめ
便利なRFIDですが、まだまだ問題点もある状態です。
企業としては導入に慎重になるかもしれませんが、
消費者としてはメリットの多い技術のように感じます。
今後の進展に期待したいです。