⌚ 2020/4/13 (Mon) 🔄 2024/3/20 (Wed)
IoT(Internet of toilet)のはなし①
IoT(Internet of Thigs)とは?
モノのインターネット"の略で、従来のインターネットの概念、コンピューター同士の通信だけで
なく、家具、家電、乗り物、空間、あらゆるモノが世界中に張り巡らされたインターネットと
接続を行い、利用者に対して、より快適なサービスを提供してくれるようになりました。
今日は、そんな"Internet of Things"ならぬ"Internet of toilet"の話しです。
先日、地下鉄の駅を歩いているとこのようなアプリのPOPを発見しました。
「個室トイレの利用状況がスマホアプリで確認出来る」
ついに、トイレまでインターネットに繋がる時代となったようです。
確かに凄く便利だが、どのような仕組みなのだろうか...。
まさか、トイレの個室をカメラで監視してるとか⁈
真相を確かめにトイレの個室を観察に行くと...
どこにも配線が繋がっていない黒い箱を発見!
この箱が、センサーを搭載しているバッテリー式の機器で
扉の開閉情報をサーバに通信しているとしたら、
この機器自体も、高価なものだと思うし、電池もすぐ
無くなるので、トイレを巡回して電池交換をおこなう
係員の設置が必要となると考えられます。
と言う事は、「トイレの個室空き状況確認システム」
導入コストも運用コストも膨大になのではないでしょうか...
しかし、実はとてもコスパの高いシステムなのです。
この黒い箱はBeacon端末と呼ばれるもので、端末に個別で
振られている識別番号をBluetoothにのせて発信しつづける装置なのです。
Beacon端末には色々な種類があり、このタイプはマグネット式で
ドアの開閉に合わせBluetooth発信をON/OFFできるタイプの端末です。
https://www.softbank.jp/biz/set/data/iot/partner-program/device/shared/spec_iot_061.pdf
そのBluetoothの電波をトイレ内に設置したゲートウェイ機器で
受信しサーバにON/OFF情報を送っているのです。
その仕組みは、次回「IoT(Internet of toilet)のはなし②」に続く!