⌚ 2023/8/23 (Wed) 🔄 2024/3/20 (Wed)
DXにおける技術の種類とは?課題解決に役立つ情報を解説
DXという言葉を社会のあらゆる分野で耳にするようになりましたが、DXを進めるにあたってはどのようなデジタル技術が使われているのでしょうか。
次々に新しいデジタル技術が開発されるなかで、自社が抱える課題解決に結びつく方法を模索している企業も少なくありません。
今回は、DX推進において活用されるデジタル技術の種類を中心に解説していきます。
- DX推進に必要なデジタル技術の概要を知りたい方
- 自社の業務課題についての施策を検討している方
- DX推進を行うにあたって、どのような手法・課題がでてくるかを知りたい方
▼この記事を書いた人
サン・エム・システムコラム編集部でございます。
1.DXを実現させる手段としてのデジタル技術
DXとは英語の"Digital Transformation"の略語で、デジタル技術の活用によって企業の在り方やビジネスモデルを変容させ、新たな価値を創造することを意味します。
デジタル技術は導入すること自体が目的ではなく、DXを実現するための手段だといえます。
2.DXで活用されているデジタル技術の種類
DX推進においては、さまざまな技術が活用されています。ここでは、DX推進で注目されているデジタル技術の種類を紹介します。
2.1. 5G
2.2. IoT
「Internet of Things」の略称であり、日本語では「モノのインターネット」と呼ばれます。2.3.ビッグデータ(Big Data)
2.4. AI
2.5. ICT
2.6. RPA
2.7. クラウド(Cloud)
2.8. XR
3.DXで解決・改善できる業務課題
さまざまなデジタル技術を活用してDXを実現することにより、現在抱えている業務課題を解決、改善できる可能性があります。
ここでは、DXで解決・改善できる業務課題の例を解説します。
3.1.プロセスの自動化と効率化
3.2. データの活用と分析
3.3. カスタマーエクスペリエンスの向上
3.4. コラボレーションとコミュニケーションの改善
3.5. 多様なワークスタイルへの対応
4.DX推進の大きな課題のひとつは人材不足
経済産業省の調査によると、日本では76%の企業がDX人材不足を感じていると報告されています。デジタル競争力ランキング2022では、日本は63カ国中29位と低迷しており、特に「デジタル・技術スキル」が、62位と低くなっています。
引用:「デジタル人材育成プラットフォームの取組状況について」 経済産業省
企業のDXを推進するうえでの最も大きな課題が、中心役となってけん引するための人材が不足していることです。
自社の課題解決に役立つデジタル技術を適切に選択し、DXを実現させるためには、DXに精通した人材が不可欠です。DX推進の中心的役割を担える人材の育成を積極的に行う必要があります。
一方でその事実を感じていながら、社内の育成体制が未整備である企業が多く存在します。人材育成には時間と手間がかかるため、これから教育・育成の体制を整備するのでは急務とされるDX推進に間に合わない可能性があります。
社内の体制が整うまでの期間だけでも、社内での人材不足を外部サービスで補うのは現実的な解決法といえるでしょう。DX専門分野のパートナーの力を得ながら、着実に社内のデジタル力を強化していくことで、厳しい競争に立ち向かえる可能性が高まります。
DX人材について詳しく知りたい方はこちらの記事をご参考にしてください。
DX人材とは?求められる役割や必要とされる理由、人材確保の方法
まとめ:DX推進には最新のデジタル技術に対する専門知識を持った人材が不可欠
自社の将来を見据えるのであれば、企業規模を問わずにDXに取り組むべきであるといえるでしょう。DXに活用されるデジタル技術はさまざまで、解決できる課題も多数あります。DXにデジタル技術を知り、自社の課題解決のために積極的に活用することがDX推進には必要です。
自社に合ったデジタル技術を適切に選択するには、DXの専門知識を持った人材が不可欠ですが、人材確保が難しい企業も少なくありません。その場合には外部サービスを賢く活用しながら、プロの知見によるサポートを得ることもおすすめです。
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