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Java13の新機能を体験してみた
Oracleが、2019年9月16日から19日にかけて米国サンフランシスコで開催されたイベント
「Oracle Code One 2019」にてJavaの最新版にあたる「Java13」リリースを発表しました。
私は、Java開発に携わっております。
今回は、Java13の新機能で仕事に活用できるものはないか、試してみました。
その中で「Switch Expressions」、
「Text Blocks」について、
活用できそうなのでご紹介します。
Switch Expressions
以前のJava12では、下記ソースコード表のように1つの分岐条件で1つのcaseラベルしか
扱うことができませんでした。
Java13では、新しいswitch式として下記ソースコード表のように
1つの分岐条件で複数のcaseラベルを扱うことができるようになりました。
これにより、余分なコードを減らすことができます。(行20)
また、下記ソースコード表のように直接変数に返すこともできるので、
より分かり易く綺麗なソースコードを入力することもできます。(行14)
Text Blocks
以前のJava12では、テキストを埋め込む場合、下記ソースコード表のように
記述する必要があり、入力するソースコードが増えて見づらくなっていました。
Java13はテキストブロックとして、下記ソースコード表のように複数行の構文を
記述することができます。
また、構文の中にリテラルを埋め込むことができます。
ま と め
ご紹介は以上となりますが、Java13は他にも新機能が追加されております。
ご興味がある方は、是非とも試してみて下さい。
参 考
-
『JDK 13 Release Notes』
『Oracle Technology Network Japan Blog』