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AWS CDKv2の開発者プレビュー版をさわってみた

AWS CDKv2の開発者プレビュー版をさわってみた
クラウド

2021年5月に、AWS CDKv2の開発者プレビュー版が発表されました。
触ってみる機会がありましたので、記録として残しておきます。

環境
node --version
v16.4.2
npm --version
7.18.1
インストール
# cdk のインストール
npm i -g aws-cdk@2.0.0-rc.17
# バージョン確認
cdk --version
2.0.0-rc.17 (build fb5dc58)
プロジェクトの初期化
cdk init sample-app --language typescript
v1のsample-appと比較と比較してみる
packege.json
画像①.png

v1 では、AWS Construct Libraryをサービスごとに多くの小さなパッケージに分割されていました。 使いたいサービスが増えるたびに、npmで対象パッケージをダウンロードする手間がありました。 ※ S3パッケージを使用したい場合は、npm i @aws-cdk/aws-s3でインストールする必要がある v2 では、今まで個別にインストールしていたパッケージが集約された、aws-cdk-libライブラリが用意されています。 ※import先がaws-cdk-libになっていることを確認できます。

画像②.png

パッケージをダウンロードする手間がなくなるので、個人的には嬉しい変更です。

CloudFormation テンプレートを出力
cdk synth
ブートストラップの実行
CDK が利用する AWS リソースのデプロイを行います。v2 では、ブートストラップもよりマルチアカウントデプロイしやすいように変更されているようです。
cdk bootstrap
デプロイしてみる
cdk deploy --all

デプロイが正常に完了すると、AWSコンソールから各リソースを確認することが出来ます。

画像③.png

感想

AWS CDKで使い慣れた言語をインフラ構築できる点で従来から注目を浴びてきましたが、v2の発表でさらに使いやすくなったのではないでしょうか?
※特に、TypeScriptを使用する場合、インフラ、フロントエンド、バックエンドを全て一つの言語で完結できます。
まだ、cdk8sやterraform-cdkなど、AWS CDKの姉妹プロジェクトが次々と発表されている中、CDK エコシステムの今後の成長が楽しみです。

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クラウドの用途や導入するメリットなどがわかりやすくまとめられております。
クラウド活用事例集ダウンロ―ド(OnestopCloud).png

参考リンク

[AWS Black Belt Online Seminar] AWS Cloud Development Kit (CDK) 資料及び QA 公開
AWS Cloud Development Kit v2 開発者プレビューのお知らせ
AWS CDK ワークショップ日本語版
cdk8s(CDK for Kubernetes)
terraform-cdk

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