⌚ 2021/8/23 (Mon) 🔄 2024/3/20 (Wed)
空飛ぶ車
「21世紀には車が空を飛ぶ時代が来るんじゃないか?」
そう言われて、もうずいぶん経ちますが、空を見上げてもまだまだ車は飛んでいないなぁ・・・
実はそんなことないんです。実験段階ではあるものの、見えないところで空を飛んでいます。
実用化は、もうすぐそこ!
世界中で期待されていることの一つであり、2040年には市場規模が160兆円になるという試算も出ています。
名称
経済産業省定義:電動垂直離着陸型無操縦者航空機
一般的定義 :電動垂直離着陸機(eVTOL(イーブイトール):electric vertical takeoff and landing) ※eVTOLと略されることも多い
政府指針
国土交通省も「次世代航空モビリティ企画室」を設置
2023年までに求められる性能や安全基準、免許に関する制度を整備する方針を示している。
2023年ごろ : 離島への物資運搬、遊覧飛行
2025年ごろ : 山間・都市部内での輸送、旅客輸送
2030年代ごろ: 自動飛行、自家用
2025年には旅客輸送ということで、タクシー代わりに使えるようになるかもですね~♪
空飛ぶ車とは??
「空飛ぶ車」がどういったものかの明確な定義はないが、下記のことが想定されているようです。
・電動
・自動運転
・垂直離着陸
機体の開発について、ベースはドローン、そしてIT技術としてモビリティ技術要素として注目されている"CASE"が欠かせないものとなっています。また、自動運転を安全・安心なものにする為には、5G(そのうち6G)が必須となります。
主な開発会社
SkyDrive(日本)
Joby Aviation(アメリカ)※トヨタが大型出資&機体の生産を想定
ボーイング(アメリカ)
サムソン・モーターズ(アメリカ)
アストンマーチン(イギリス)
パラジェット(イギリス)
ラッザリーニデザイン(イタリア)
エアロモービル(スロバキア)
クレイビジョン(スロバキア)
モラー(カナダ)
その他、多数、、、
実用化に向けて
SkyDrive社:2020年8月 国内発の有人飛行テストに成功。
クレイビジョン社:2021年6月 都市間(70キロ)の有人飛行に成功。
その他試験飛行は多数行われている模様。
エアロモービル社は試験飛行だけでなく、実際に先行予約を打ち出した。
車体価格が1億4千万~1億8千万、2020年納車想定となっていたが、実際に納車されたか不明。
まだまだ課題は多くあるものの、夢があり、そして実用化されたら生活が一変してくると感じてます。 小学生のころ、スピルバーグ監督の「バックトゥザフューチャーⅡ」という映画で、車が空を飛び交っているシーンがあり、ワクワク、ハラハラしたことを覚えております。
ちなみに、それは2015年でした。。。もう過ぎてますね。
あと20年したら、空を見上げると車が飛んでいる、それが当たり前の時代がもう目の前に。。。 弊社としてもITの技術で貢献出来たら嬉しいですね♪
参考サイト
- SkyDrive社:https://skydrive2020.com
クレイビジョン社 飛行テスト:https://www.cnn.co.jp/business/35173230.html